窓から差し込む光が、少しだけ春を帯びてきたような気がする。
でも、私の手元にあるのは、いつもと変わらない日常。
毎日、さつまいもを食べている。
それはもはや習慣というより、静かな儀式に近い。
目次
今日の昼下がり、ふと思いついた
冷凍庫から出したおいもを温め、隣には熱々の「どん兵衛 きつねうどん」。
おいもの蜜のような甘さと、どん兵衛のはっきりした塩気。
そして、あの芳醇なダシの香り。
それらが混ざり合えば、きっと新しい世界の扉が開くはずだった。
期待と、小さじ一杯の違和感

迷うことなく、黄金色のおいもをどん兵衛の海へ沈めてみる。
「きっと、合うはず」
そう自分に言い聞かせて。
けれど。
口の中に広がるのは、どこまでも誠実な「おいも」の味と、どこまでも揺るぎない「どん兵衛」の味。
二つは手を取り合うこともなく、ただそこに隣り合わせで存在していた。
化学反応は起きない。平行線のまま、それぞれの道を歩んでいる。
変わらないことの、愛おしさ
想像していたマリアージュは、淡い期待とともに湯気に消えた。
おいしくないわけじゃない。ただ、混ざり合わないだけ。
「おいもはおいも。どん兵衛はどん兵衛。」
そんな当たり前の事実に気づかされた、静かな午後。
劇的な変化なんてなくても、日常は淡々と過ぎていく。
それはそれで、悪くないのかもしれない。
茶々じいの一言
茶々じい無理に合わせんでもええんじゃ…









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