高知県の芋けんぴは「東」と「西」で別物!?岩砂糖 vs つやつや

コーギー店主

みなさん、こんにちは!「大府のおいも日和」へようこそ。
店長のコーギーです。

先日、高知の故郷から「おいも便」が届きました!
実は高知の芋けんぴって、東と西で全然違うらしいのです。

目次

芋けんぴ大国・高知。実は「東西」で文化が違った!

高知県といえば、言わずと知れた芋けんぴの本場。
県外の方はあまり知らないかもしれませんが、高知県って東西にものすごく横に長い県なんです 。

実は、高知市を境にして、東と西では芋けんぴの「姿かたち」が変わるんだとか !
妹からその話を聞いて「えっ、そうなの!?」と調べてみました。

【東代表】安芸市:ガリガリ食感!「岩砂糖」の衝撃

まずは、高知県東部・安芸市の芋けんぴから。

見た目の最大の特徴は、表面にくっついた砂糖の塊です 。
全体が砂糖液でコーティングされているのはもちろん、あちこちに白い砂糖の粒が付いています 。

その食感は、岩塩ならぬ「岩砂糖」をかじっているようなガリガリ系

外側は 硬くてカリッカリ、内側はお芋の粘りが感じられる絶妙な食感
砂糖の塊が多い部分に当たると、甘さがドカンと倍増するお味です。

甘いもの好きにはたまらない、「東」のけんぴです。

さらに詳しく
  • 高知県東部の安芸市では、明治時代から続く伝統的な製法が今も残っているそう。
  • 安芸市周辺は昔はデンプン工場が多く、原料のサツマイモの栽培が盛んでした。
    家庭で芋を揚げ、砂糖を絡めて作る文化が根付いていたので、今も小規模な個人商店が独自の味を守っています。
  • 特徴は岩砂糖のような食感で、溶かした糖蜜を何度も絡めることで、表面に白い砂糖の結晶が浮かび上がります。
  • 代表的な店舗は、明治33年(1900年)創業の「元祖近藤芋けんぴ店」などが有名です。

【西代表】四万十町:均一な美しさ!「つやつや」の安定感

対するは、高知県西部・四万十町の芋けんぴ。

こちらは東タイプとは違って、表面の砂糖液が全体に均一にコーティングされています 。
砂糖の塊はついておらず、どこをかじってもツヤツヤと美しい仕上がりです 。

食感は 外はカリッ、中は粘りあり。

食感のコントラストは東と同じですが、お砂糖が均一な分、お芋本来の風味をよりダイレクトに感じられるのが「西」の特徴かもしれません 。

さらに詳しく
  • 高知県西部は、大規模な製造拠点や、新しいフレーバー(特に塩けんぴ)の発祥地です。
  • 昭和中期以降、大型の製造ラインを持つメーカーが登場し、より洗練された「薄く均一なコーティング」が主流になりました。
  • 砂糖液を薄く均一に掛けるため、表面が透明でつやつやしており、どこを食べても安定した甘さです。
  • 最近は「室戸の海洋深層水」などの塩を隠し味に使った、甘じょっぱいタイプが全国的に人気ですが、その代表格である「水車亭(みずぐるまや)」は四万十町にあります。
  • 代表的な店舗は、四万十町の「水車亭」、日高村の「渋谷食品(芋屋金次郎の母体)」などです。

結論:違いは「砂糖の塊」にあり!

要するに、高知の芋けんぴ論争は「砂糖の塊がくっついているか、いないか」という点に集約されます 。

ちなみに、私コーギー店長の好みは……断然「西タイプ」です !

というのも、私は高知市生まれの高知市育ちですが、両親が西の出身なんです 。子供のころから当たり前に食べていたのがこの「西タイプ」だったので、やっぱりこれが「私の芋けんぴ」なんだろうな 。

味の優劣ではなく、もはや「育ってきた環境(好み)の問題」
皆さんも高知へ行く機会があったら、ぜひ「東」と「西」の両方を手に取って、自分の推しけんぴを見つけてみてくださいませ!

茶々じいの一言

茶々じい

東西で違うとは。
芋けんぴ一つとっても、高知の歴史と深さを感じるのう。

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